「おこめ」観劇

友人の司田由幸さんが脚本・演出を手掛ける「砂の上の企画」による祝祭音楽劇、「おこめ」を観劇してきました!
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おこめとぐ音、生きる音。あなたと食べたい食卓のファンタジー。
そんなキャッチコピーを掲げる本公演は、なんと食事つき。公演の前に、こだわりの食材を使った素敵なお料理をいただくことができました。お豆腐おいしかった。
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秋田の農家の末っ子として生まれた少女「おこめ」の一生を描いた本作品ですが、その郷愁的で繊細な内容もさることながら、舞台芸術ならではの夢幻的な演出に心奪われました。風船が割れて客席まで米粒が降ってくるダイナミックな演出の時には、隣に座っていた友人が米の直撃を受けてたいそう驚いていました。笑
バンドや俳優さんたち自らによるエキサイティングな生演奏も素晴らしかったですし、また会場もよかった。元グランドキャバレーという東京キネマ倶楽部は、大正ロマン溢れる独特の雰囲気で、タイムスリップしてきたかのような非日常気分を味わえました。

個人的には、おこめが後に夫となる寿司屋の大将に出会うシーンで、他の俳優さんたちが寿司ネタ役をやらされていたのがツボでした。笑
恋の芽生えの甘酸っぱいシーンで、寿司ネタたちがコミカルな演技で茶々を入れつつ二人の恋の成り行きを心配そうに見守っていて、楽しくもなんだか心温まる一幕でした。
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(おこめを見守る寿司ネタたち)

コンサートもそうですが、一つの舞台を作り上げて公演を全てやり遂げるのはとても大変なことだったと思います。全八回の公演すべてほぼ満席とのことで、大成功、本当におめでとうございます!お疲れ様でした!
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(終演後に司田さんと)