初めての門下の発表会、終演いたしました。トラブルもなく時間に余裕もあり、無事に終わってホッとしています。
前日の夜は1時間ごとに目が覚めるほど、実はものすごく緊張していました。自分のコンサートはもう慣れたものなので、どれくらい緊張するかというのもコンサートごとに大体予想がつきますし、まあこんなもんだよね、という感じなのですが、やはり初めてのことというのは恐ろしい。本番の最中も、舞台袖で生徒のピアノに合わせてウロウロウロウロ歩き回りながら、一音一音に一喜一憂していました。
ですが、蓋を開けてみれば、全ての生徒が自分らしく素敵な演奏をして、立派に自分のステージをやり遂げてくれました。何度涙がこぼれそうになったことでしょう。ずっと見てきた小学生がしっかり弾き終えて舞台袖に戻ってきたときには、本当によく頑張ったね、と抱きしめてあげたい気持ちでした。
プロのピアニストの友人も聴きに来て下さったのですが、あなたの生徒はみんな音がとても綺麗、あなたが普段どれだけ素晴らしい指導をしているのかよく分かる、とこの上ない賛辞を下さって、感無量です。また、ついこの間まで楽譜も読めなかった生徒たちにたった半年間でバッハとショパンを弾かせる、という無謀にも思えるような難題を課したりもしたのですが、現時点で100点と言ってもいいような演奏をしてくれて、私の指導にここまでピッタリとついてきてくれたことが本当に嬉しかった。もちろん私は教師として最大限の努力はしていますが、何よりも生徒たち自身が頑張ってきた成果です。素晴らしい。
ピアノスクールを本格的に始動させて半年、たくさんの素敵な生徒たちに恵まれ、夢だった発表会も開催することができ、本当に幸せです。年明けにはまた5人も生徒が増えることが決まっており、ますます賑やかになっていくことでしょう。新妻友機ピアノスクールの今後がとても楽しみで、ワクワクしています。
出演者や保護者の皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました！
