謹賀新年

明けましておめでとうございます。

年末は12/31まで割とヒーヒー言いながら働き、年始も1/3からだったので、私にとってはただの2連休でした。年末年始にこんなに労働したのは初めてです。笑

昨年はコロナ禍でほぼ全てのコンサートが中止になったりと、皆さん同様、経験したことのない状況に手探りで対処してきた1年間でした。
もちろんとても困難ではありましたが、こんな状況でなければやらなかっただろうな、ということも色々試すことができて、そのうちの一つが、定期的なYouTubeへの演奏動画の投稿でした。

そんなYouTubeですが、年末にチャンネル登録者数1,000人を超えることができました。投稿を始めてからずっと目標にしていた一つの目安でしたので、とても達成感があります。

YouTubeチャンネル

それもこれも、いつも応援して下さっている皆様のおかげです。正直ほとんど誰も見てくれていないと思っていたのですが笑、久しぶりに会った知人から「いつもYouTube見てるよ!」などと言ってもらったりすることも増えてきまして、少しずつ実感が湧いてきたところでした。この場を借りて改めて御礼申し上げます、いつも本当にどうもありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします☆

年始一本目の動画は、ショパン作曲のエオリアンハープを投稿しました。アルペジオの練習曲ですが、シューマンが「これはエチュードというよりむしろ詩である」と評した通り、静寂の中で奏でられる極めて美しい歌です。

今年こそは、皆がこの作品のごとく心穏やかで健やかにいられるように、という願いを込めて。

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J.S.バッハ作曲、インベンション全曲投稿

インベンション15曲全ての演奏動画を、私のYouTubeチャンネルに投稿致しました。もしよろしければ、ぜひこの機にチャンネル登録していただけたら嬉しいです!

YouTubeチャンネル

インベンション、プレイリスト

ここ数ヶ月ほど重点的にバッハを勉強していたのですが、その一つの果実としてインベンション全曲投稿に挑戦してみた次第です。私はいわゆるバッハ弾きと言われるようなピアニストではないですし、世の中にたくさんの名演が既に存在してしかもYouTube等で簡単に視聴できてしまう現代にあって、私がバッハを投稿する意味は皆無なのではないかと随分と躊躇したのですが、少なくとも自分の勉強の助けにはなりましたし、今インベンションを教えている生徒たちから「アップして下さってありがとうございます!」と言ってもらったりしたので、全くの無駄ではなかったのかな。

バッハという作曲家はクラシックを学ぶ者にとっては特別な存在です。なぜならば、ベートーヴェンだってショパンだってチャイコフスキーだって、みんなバッハを勉強した上で作曲しているからです。バッハを知らずに、それ以降の作曲家の作品をまともに弾けるはずがないと思っています。そしてまた特にピアノ学習者にとっては、小学生の時にインベンションやシンフォニアを習い、中学生から大学生の時に平均律を習い、フランス組曲、イギリス組曲、イタリア協奏曲、パルティータ、トッカータ等々、とにかくピアノを習っている間、ほぼ全ての瞬間においてバッハは側にいるわけです。

バッハが苦手だったり嫌いだったりする子はとても多いです。私自身、子供の頃はそうでした。初めて本当にバッハを楽しいと思えたのは、大学生の時にフランスでディーナ・ヨッフェ先生に泣くまでバッハをしごかれて、それからです。あの時のレッスンは今思い出しても涙が出そうになるほど厳しかったですが、同時に、目から鱗の連続で、毎回本当にワクワクしました。

たしかにバッハは難しくて、なかなか思い通りに弾けなくてイライラすることも多いと思います。でも、うちの生徒たちには絶対にバッハを嫌いになってほしくない。あの時ヨッフェ先生にバッハの素晴らしさを教えていただいたように、今度は私が生徒たちに伝えていけたら、と願ってやみません。バッハってこんなに楽しい!

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新妻友機ピアノスクール門下生によるオータムコンサート

半年近く延期になっていた門下の発表会を、ようやく開催することができました。こんな状況下でありながらたくさんのお客様にもご来場いただき、無事に終えられて心からホッとしています。

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私にとっても8ヶ月ぶりの舞台でした。本番の感覚を少しでも忘れないように、という思いで5月から毎週YouTubeに演奏動画を投稿したりもしていたのですが、やはり実際にお客様の前で演奏する緊張感は比べ物にならず。ホールで弾いたときの、自分が聞こえている音と客席で聞こえる音が全く違うあの感覚も、思い出すまでに少し時間がかかってしまいました。なかなか以前のように気軽にコンサートはできませんが、定期的に舞台に立つことの重要性を改めて噛み締めました。

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今回もいつものように、ゲストを招いてアンサンブルもプログラムに入れることができました。今回は昨年のニューヨーク公演でも共演したヴァイオリンの藤本くんと、チェロの阿部くんに来てもらい、メンデルスゾーンのピアノトリオとエルガーのチェロコンチェルトを演奏しました。お客様の評判もとても良く、お二人も「久しぶりにアンサンブルができてすごく楽しかった」と言ってくれました。そして何より、私自身が心底楽しめました。ずいぶん久しぶりに、音楽の歓びみたいなものを全身で感じられたように思います。お二人には次回も出演いただけるということで、今から楽しみにしています。
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しかしまた、このような状況でコンサートを開催する難しさも痛感しました。客席は1/4に減らされ、来場者の名簿を提出し、本番中も散々ホールのスタッフさんから怒られ、終演後は自分たちで客席の消毒をし。そもそも、中学生以下の生徒さんの出演も断念せざるを得ない状況でしたし、歌や連弾は禁止ということで、プログラムも大幅に縮小しました。延期した自分のリサイタルの再演を来年2月に予定していたのですが、ちょっとこれは再び延期しなきゃいけないかな、という印象…。

コロナの影響で休学したり辞めたりしてしまった生徒さんもいますが、ほとんどの生徒さんは残ってくれていますし、新しい仲間も少しずつ増えてきました。私ができることなんて本当に小さなことですが、せめて周りの人たちと共に音楽の灯火を絶やさないように、これからも日々のレッスンや練習を頑張ります。

オンラインレッスン開始

新妻友機ピアノスクールでも正式にオンラインレッスンを開始しましたので、お知らせ致します。SkypeやFaceTimeなどの無料通話アプリを利用し、ビデオ通話をしながらリアルタイムでレッスンを行うものです。詳しいことは直接のやり取りの中でご説明させていただきますが、スマホやノートパソコンとWi-Fi環境さえあれば簡単にご受講いただけます。

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以前からうちで教えていて、コロナの影響で一時的にオンラインに移行した生徒さんたちからは、「思ったよりも音質などのクオリティも高く(※今回オンラインレッスンを始めるにあたってコンデンサーマイクやスピーカーなどの機材を揃えました)、特に問題を感じずにレッスンを受けることができている」と好評をいただいております。

また、もちろん対面でないと伝えられないこともありますが、逆にオンラインならではのメリットも確実にありまして、

・地方や海外にお住まいの方や、子育て中だったり今回のように外出自粛で教室に通いづらい状況でも、自宅で気軽にレッスンを受けられる。

・事前に演奏の録音か録画を送っていただくこともあるので、少しでも良いものを録るために自然とたくさん練習するようになったり、自分の演奏を客観的に聞く力が身につく。(特に子供の生徒さんには効果てきめんです)

という2点が、特に大きな利点かと思います。

気晴らしに外に出かけることもなかなかできない中、ぜひこの機におうちで楽しくピアノレッスンを受けてみてはいかがでしょうか♪

未経験者から上級者の方まで、どんな方でもお気軽にご相談下さいませ。メールフォームより、ご連絡お待ちしております!

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コンサートの延期及び中止のお知らせ

新型コロナウイルスの影響により、4/19門下生による発表会、5/10リサイタルは延期、6/12トリオコンサートは中止となりました。

5/10のリサイタルに関しては、日程は未定なのですが必ず再演致しますので、既にお手元にチケットをお持ちの方はそのまま再演の際に使えます。また、払い戻しをご希望の方は新妻友機音楽事務所までご連絡下さい。

ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。少しでも早くこの状況が収束して、再び自由に楽しく皆さんと音楽を共有できる時間が戻ってくることを祈るばかりです。

名古屋公演&マスタークラス

昨年に引き続きピアノハウスバロックさんにて、マスタークラスとリサイタルを開催させていただきました。

いつも来てくれる生徒さんたち、新しく仲間に加わってくれた生徒さんたち、皆さんに感謝です。今回の生徒さんたちが持ってきたのは、ベートーヴェンの悲愴ソナタに月光ソナタ、ショパンのワルツ1番・14番、ラヴェルのソナチネなど、王道の名曲揃い、という感じでした。こちらとしても腕が鳴ります。

限られた頻度・限られた時間でレッスンをすることにはどうしても限界を感じてしまったりもするのですが、それでもできる限りのことを伝えていけたらと思います。

コンサートの方も、写真に写っていない方も大勢いらっしゃって、おかげさまで超満員で無事終えることができました。2時間、3時間もかけて来て下さったお客様もたくさんいらっしゃって、本当に恐縮です。

なぜかいつも、生徒の誰かしらがプログラムに入っている曲を直前のマスタークラスに持ってくるもんですから、「さっき偉そうにレッスンしてたけど先生はちゃんと弾けてないじゃん!」なんて思われたら形無しなので、その曲を弾く時は必死です笑。先生になってからというもの、模範であらねば、という昔とは違ったプレッシャーを感じながら日々を過ごしていますが、おかげさまで私自身も成長させてもらっています。

今年もこれからリサイタルや室内楽コンサートに門下生の発表会など、たくさんのイベントが控えていますが、元気に駆け抜けていきたいと思います!

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忘年会

年末恒例の、音楽家大忘年会に今年も参加しました。一度にこんなにたくさんの同業者とお話しできる機会はそうそうないので、今回もここでしか聞けないようなお話を聞かせてもらったり、新しい出会いもあったりと、有意義な時間を過ごさせていただきました。

今日で私のお仕事の方も最終日でした。皆さま、どうぞよいお年をお迎え下さいませ。

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クリスマスコンサート

国立ヴィオレホールにて、おかげさまで大盛況の中、今年最後のリサイタルであるクリスマスコンサートが無事に終演致しました。

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今回はクリスマスに関係ある曲をメインにプログラムを組んだので、普段のリサイタルで取り上げない曲ばかり。こんなに新曲ばかりだったのはかなり久しぶりのことなので、いつもとは違った緊張感がありました。今回のプログラムで弾き慣れているのはおそらくドビュッシーの月の光だけだったと思うのですが、月の光を弾いている時だけ実家のような安心感でした。笑

生徒さんと話していると、どうしても本番になると思うように弾けない、という悩みを相談されることが数え切れないくらいあって、それはもうなんというか完全に解決できる問題ではないから上手いこと付き合っていくしかないとは思っているのですが、ただ、やはり20回も30回もステージで弾いた曲はどんなときでも安心して弾けることがよーく分かったので、結局はその曲をいかに弾き込んで、かつ何度も本番を経験するかに尽きるのかな、と実体験を伴った意見を言えるようになったのはよかったです。

とにもかくにも、新曲オンパレードでも何とかまとめあげることができたのは大きな収穫でした。これからも恐れずに新たな世界を切り拓いていきたいです。

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とても立派なお花をいただきました。胡蝶蘭!

ニューヨーク公演

Thank You so much for coming to my first piano recital in NY!!

初のニューヨーク公演が無事に終演致しました。ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました!

ニューヨークは、私が産まれる前に両親がかなり長い間住んでいた街で、子供の頃からしばしば彼らの思い出話を聞かされて育ってきたのですが、今まで訪れる機会はありませんでした。だからといってニューヨークに特別な憧憬があったわけではなかったのですが、いざニューヨークの街に降り立ってみると、自分でも驚くほどの高揚感がありました。なんといいますか、街自体にものすごいエネルギーが漲っているような印象。アメリカンドリームだとか自由の国だとか世界一の経済大国だとか、そんなアイデンティティを常に保ち続けてきた国の中心地として、ふさわしくあろうとするプライドとでもいったらいいんでしょうか。

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今回も例によって2泊4日の弾丸ツアーだったので、のんびり観光する時間はなかったのですが、イメージ的にブロードウェイでミュージカルを観て、あとせっかくだから自由の女神くらいは見てみたいかも、という漠然とした希望は達成できました。

ミュージカルはシカゴを観たのですが、もう本当に素晴らしくて、面白くてカッコよくて大迫力で、これぞエンターテイメント!という感じでした。近くに来た演者さんを見ていると、たまに目を合わせて微笑んでくれたりして、あれはやはり客としては嬉しいなと。どうしても自分がコンサートをするときはそんなことにまで気を回す余裕がなかなかないのですが、見習って頑張ろうと思いました笑。

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自由の女神も、スケジュールの関係で近くまで行くのは諦める寸前だったんですが、何とか行けて、そしてやっぱり行ってよかったです。間近で見ると感動が段違い。2枚目は、ブルックリン橋をバックに。

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ブルックリンのアパートに泊まったのですが、マンハッタンの中心地からはやや離れているものの、滞在するにはとてもよい場所でした。

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ニューヨークは落書きがデフォルト

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地下鉄がトラウマ(不機嫌そうな顔を同行者の藤本くんに盗撮された)。改札に切符通してもたまに入れない上にもう使えなくなったり、一旦入ったら逆方向のホームに行けない駅もあったり、日本と違ってすぐ遅れたり止まったりするし、なぜか呼んじゃうみたいで乗るたびにボンゴやら歌やらのパフォーマーが同じドアから乗り込んできてうるさいしチップ要求されるしで、途中から移動は全てタクシーに切り替えました。笑

お食事は、ニューヨーク在住の萩原くんたちのアテンドのおかげで、その時その時に食べたいものを完璧なタイミングとロケーションでいただくことができました。無心でついていくだけで素敵な所に連れて行ってもらって、美味しいものを食べさせてもらえるなんて、こんな幸せなことがありますか。ブルックリンのオシャレなお店でコーヒーを飲んだりスクランブルエッグの朝食をいただいたり、港の近くでシーフードを食べたり、もちろんステーキやハンバーガー、地ビールにワイン。全てが美味しかった。

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肝心のコンサートですが、ヴァイオリンソナタの合わせを犠牲にしてソロのリハに時間を割かせてもらったおかげか笑、ここ最近では会心の出来でした。いかにも年代物、という感じのスタインウェイで、なかなか面白い楽器でした。近代的なホールではこういった類の楽器にはなかなかお目にかかれないので、今回のように歴史ある会場で素敵なおじいちゃんピアノに出会うとなんだかあたたかい気持ちになります。

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そして室内楽ですが、ヴァイオリンソナタのリハをしなかったのは、しなくても大丈夫という自信がお互いあったからで(そういうことにしましょう)、本番もとても気持ちよくアンサンブルができました。藤本くんは途中まで緊張してたとか言ってましたが、とてもそうは見えない、いつもの素晴らしい音色で伸びやかに豊かに、優しくも力強いフランクを表現してくれました。

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メインのホルントリオ、珍しい編成で私も今回初めて挑戦したのですが、そもそもホルンの萩原くんがニューヨークにいるということで始まった本企画ですからこの編成はマスト。最初は王道のブラームスでいく予定だったのですが、色々聞いているうちにこれだ!となってしまって、途中で曲を変更してもらい、イウェイゼンというアメリカの作曲家の作品を演奏しました。ちょっと映画音楽やゲーム音楽っぽい雰囲気もあり、いかにもアメリカ的・現代的な親しみやすい音楽。今回初めて知った作品ですが、大好きになりました。ホルンの友達に聞いたらかなり技術的な難易度が高い作品らしいのですが、さすが萩原くん、見事に吹ききってくれました。ラストはノリに任せて、リハの1.5倍くらいのスピードで駆け抜けました。笑

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今まで新しい国で初めてリサイタルをやるときは「失敗しないようにしなきゃ」とか、「この演奏の良し悪しでこの国の聴衆の自分に対する評価が決まるんだ…!」みたいなわけのわからないプレッシャーばかり感じてしまっていたのですが、とにかく今回のコンサートは本当に楽しくて楽しくてただそれだけで、こんな風にのびのび弾けたのは、あたたかいお客様と、そして何よりも萩原くん、藤本くんのおかげです。

現地在住だから、というだけで何から何までコーディネートをお願いしてしまって、萩原くんには本当に頭が上がりません。彼の優しさに甘えてしまって、きっと無茶なお願いも何度もしてしまったと思います。それにも関わらず、多忙の中コンサートのためにたくさんの時間や労力を費やしてくれて、完璧な環境を用意してくれて、心から感謝しています。次に会えるのはもう帰国してからになるでしょうか、今度は東京でまた一緒にやれるのを楽しみにしています。

藤本くんは本番1ヶ月前くらいに急遽お願いして、日本から一緒に行って演奏してもらうという、一言で言えば「暴挙」に付き合ってもらいまして、正直9割方ダメ元でオファーしてみたのに、まさか引き受けてくれるとは、さすがだと思いました笑。お仕事や育児で本当にお忙しいでしょうに、ありがとうございました、おかげで無事に開催できました。

それから草川くん、なんとわざわざ日本から来てくれて、しかも普通にお客さんで来てくれたはずなのにここぞとばかりにスタッフをやらせてこき使ってしまって、申し訳ない。めちゃくちゃ助かりました。次は共演できるのを楽しみにしています。

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客席に目を移すと、1週間前に急にお知らせしたのにも関わらず麻布時代の同級生が来てくれていて、すごく嬉しかった。どんなコンサートでも、お友達が来てくれると嬉しいというのはもちろん変わらないのだけど、やはり初めてのニューヨークで知り合いも全然いない完全アウェーの状況で、客席に見知った顔があるというのはどんなに心強いことか。来てくれて本当にどうもありがとう。何十年ぶりに会ったのかも分からないけれど、また近いうちにニューヨークなり東京なりで会えるのを楽しみにしています。

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たった48時間の間に、おいしい、たのしい、うれしい、しあわせ、がたくさんたくさん詰まったニューヨークツアーでした。最高の思い出になりました!!

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会場のコロンビア大学にて

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発表会

新妻友機ピアノスクール門下生によるオータムコンサート、終演いたしました!
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台風の影響で当初借りていたホールが閉館してしまうと聞いた時は生きた心地がしませんでしたが、運がいいんだか悪いんだか、すぐに別にホールを確保することができ、なんとか日を改めて開催できて本当によかったです。急な日程変更のわりには欠席者も比較的少なく、とにかく今は、お教室の半年に一度のビッグイベントが無事に終わってホッとしております。

今回もいつものように、幼児から大人まで、初心者の方からセミプロの方まで、そしてピアノソロだけではなく連弾やアンサンブルなど(ホルントリオという珍しい編成の作品もプログラムに入れました)、多彩なコンサートになりました。

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うちはどちらかというと大人の生徒さんが多い教室なので、子どもたちはつまらないんじゃないかな、といつも心配してしまうのですが、自分の出番が終わっても最後までちゃんと聞いていく子どもたちもたくさんいて、クラシック音楽に興味を持ってくれて何よりです。彼らが将来どのような道を歩むことになるかはまだ全く分かりませんが、ごく身近に音楽があるということは、確実に彼らの日々を豊かにしてくれるはずです。

出演者の皆さんはお疲れ様でした。次は春の発表会に向けて、再びみんなで頑張っていきましょう!